今回は初上映作品で、現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動かのサティシュ・クーマル氏の”巡礼の旅”を振り返り、サティシュさんが、先人や母、妻との暮らしから学んだ自身の根底にあるものを伝える作品です。
参加者の大半が熱心なファンかと予想していたら、意外にも、以前からサティシュさんの活動を新聞等を通じて関心を寄せていたので作品を観に来たという方が大半でした。そのため、いつもの感想共有も思いのほか自由で多様な声が多く、面白い回となりました。
映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
銀座ソーシャル映画祭さん 24/12/04 02:40
「下目黒ソーシャルシネマ」の第5回は、『よみがえりのレシピ』を上映しました。
山形県に伝わる“在来作物”のそれぞれが丁寧に描かれ、かつ「アル・ケッチャーノ」のオーナーシェフがその野菜と人をつなぎ、まさに自分の目で見て体験してみたいという想いを心に灯すような落ち着いた映画でした。効率ばかりがもてはやされる現代の中に必要な手間と奥深さを再認識しました。
「下目黒ソーシャルシネマ」は、「花と緑」や「自然や環境」等に関連する映画を選び、地域の高齢者施設を借りて行う上映会です。参加者の輪を広げて「人とみどりがつながるコミュニティーづくり」につなげたいと思いますので、ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。
不動プロボノネットワークさん 24/12/03 20:13
11月30日と12月1日の二日間開催でした。今回の映画は日本のドキュメンタリー作品でした。内容的に大人向けであると思われた通り、大人世代の参加者が多いと思いました。そんな中で「ちばボランティアナビ」を通じて集まった学生ボランティアの二人の存在が嬉しかったです。子連れの参加者さんも数組あり、他世代の交流を生み出すこともできたと思います。映画の内容は、山形県の在来作物の栽培継承を支える取り組みにスポット当てたものでしたが、袖ケ浦市周辺ではなかなかお目にかかれない野菜やその気候風土からの独特の栽培方法に興味を惹かれた人が多かったのではないでしょうか。在来作物はもちろん、登場人物やレストランにも魅力を感じる人もいました。上映後に、袖ケ浦周辺の在来作物を取り上げた活動のことや郷土食体験会を行ったことで、映画の感想とともに、身近な郷土食や家庭菜園の話で盛り上がる光景が見られました。固定種の種をシェアするかたもいました。
以下は参加者の感想です。
30日
・ふだんあまり見る事ができない農業の現場が見れたり、関わっている方の声を聞く事ができてとても良かったです。
・ほうれん草の赤い根っこを私たち子供が食べないので、母のお皿が根っこだらけだったのを思い出しました。甘くておいしいと言っていたなぁと懐かしかったです。
・とても楽しい時間でした。
・在来野菜をもっと知っていきたいと感じた。
・地方でなくなる寸前の郷土野菜はすばらしい。
・「命を支え合う」「たねは宝」「料理で世界がひろがる」という言葉に共感しました。
・在来作物はとても貴重な事がわかった。
・豊かに生きるのはどういうことなのか考えさせられました。
・家庭菜園で作っているので身近な野菜を大切に食べるようにしたいと思いました。
・在来の種を護ことはその土地の風土や自然、四季を守ることに繋がるのだと思いました。
・内容が少し古かったかな。農業は大変だと思うイメージ。
・お腹が空きました。気のせいか、良い匂いがしていました。農業を営む一次産業は、体力も使うし、維持は大変ですね。
・伝承するということは大変なことだとしみじみ思いました。
・在来作物の特性を生かしたレシピを作ることにより、付加価値をつけ、商品価値が高まり、農業として持続できるようにする取り組みが素晴らしいと思います。また、栽培や調理を通じて子どもたちに在来作物を知ってもらうのも良いと思いました。このような取り組みを通じて、在来作物が単なる種としてではなく、生きた作物として次代につながっていくと思います。在来作物だけではなく、先人の知恵も次代にきちんと残していけるよう、今、このようなメディアを通じた働きかけが重要だと思いました。銀座のアンテナショップには何度か行った事がありますが、「なぜイタリアンレストラン?」と思い、レストランに行った事がなく、もったいないことをしたと思いました。今度はぜひレストランに行ってみます。
・在来種を大切に守っている人々がいることに感激した。
・農の基本の姿に今の日本の食の危うさを痛感しました。
・野菜の素材の味を生かした料理に興味を持ちました。
・白山だだちゃ豆、食べたい!
・先人達の思いを守り続ける、焼き畑、山を守る。
1日
・「ただの食材ではなく生き物」「感性」など気づかさせる言葉がありました。
・子ども達の顔がイキイキしていた。小さい頃から農に触れることは大切と改めて思いました。
・在来種の伝承が大切。日本人として子ども達に残してあげたい。
・「アル・ケッチァーノ」さんのようなファームトゥテーブルのレストランが袖ケ浦市にもあると良いです。
・レストランの食事がおいしそうで食べたいと思った。
シネマザガウラさん 24/12/03 00:02
映画上映をした後、地産地消やファーマーズファーストの対話を行った。映画を見てアリスの言葉に感動したり日本で起こっている素敵な出来事に感化されたりして、自分の暮らしの中でできることを考えたり実際に行動しようと宣言したりする参加者の方々がいて、設計としてはよかったなと思う。
また、みんなで集って映画鑑賞をして感想をシェアする場がとても良い雰囲気になり、上映会をもっと開催しようという声もあった。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
ミナミさん 24/12/02 17:25
大阪で『食べることは生きること』の上映会を行わせて頂きました。
この映画に出会ったのはイタリア・TERRA MADREのイベント会場でしたが、その会場では生憎映画を見ることが出来ず、映画上映会の開催に挑みました。
会場に多くの人が訪れて下さり、交流会では、生産者として共感できるといった声や、でも実際にオーガニック食材を買う事の出来ない消費者は?映画を観た後の今後の選択肢を自分はどうやって選んでいくだろうか?など沢山の意見交換を交わすことができ、大変良い上映会になったと思います。
またオンラインゲストを交え映画撮影時の話も直接聞く事が出来た事も素晴らしい経験となりました。また今後も積極的に上映会を行いたいと考えております。ありがとうございました^^
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
岡田さお理さん 24/12/02 16:53
イタリアでのスローフードの祭典テッラマードレに東北の農家からはただ1人の代表団員として参加し、その成果をどうしていくか。
開催をひとり決意してから1か月あまりで、たくさんの方々にお導きいただいて、最終的には100人を超える参加をいただく上映会になるまでとなりました。
仙台の地において、スローフード運動や食と農のつながりづくりの取組みが、
あらためて関心持たれていることを体感実感することができています。
在来作物を栽培する農家としても、
勇気もらい決意あらたに未来へむけた生業づくりへと、
前をむく契機となる映画でした。
重ね重ねありがとうございました。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
三浦隆弘さん 24/12/02 15:05
昨年、この映画製作のためのクラウドファンディングに参加し、映画視聴の機会をいただきました。何十回も繰り返し観てその内容にとても感動し「これは多くの方にみてもらうべきだ」と思いました。
そこで今回のキャンペーンを機に、思い切って映画会を企画することにしました。
会場は、おいしい革命にちなみ、市内の薬膳料理のお店とコラボしました。お店はオーガニック食材を使用しており、投影に良さそうな大きな白い壁があったことが決め手でした。
映画自主上映会は初めてで、申し込んでから本番までの1ヶ月弱。人は集まるのだろうか?音響は大丈夫だろうか?席はどのようにしようか?食事のタイミングは?内容は?など、考えなくてはならないことが山積。メンバーと悩みつつ1つずつ解決していきました。少しずつ口コミやSNSを通じて次々に申込が入り、きっと大丈夫、と信じて準備しました。
結果、上映会1週間前には満席、キャンセル待ちも出るほどとなりました。奇跡のようでした。当初は赤字覚悟でしたから、まさかこんなに埋まるとは思わなかったので嬉しい誤算でした。
時間は、昼の部、夜の部ともに映画の時間も含め、約2時間半の設定にしました。上映会では、参加された方々の「美味しいつながり」を意識しました。地域でオーガニックなお店や楽しい活動、農家さんなどをされている方々もいらっしゃったので、その方々の紹介も映像で簡単にしてみました
映画終了後は、交流しながら薬膳カレーのお食事、そして簡単なワークショップをしました。「どのようなおいしい革命がこの街でできるだろう?」というお題です。時間がない中、皆さん素晴らしいご意見を発表してくださいました。
アンケートでは、大満足が9割、満足が1割という結果でした。手作りの映画会だったので、とても嬉しかったです。
~アンケートより抜粋~
地域の方々との交流もでき 食や農業についての意識も高まった/とても素敵な会でした。おいしい革命は観てみたかったので、開催していただいてありがとうございます。オーガニックが特別なことでなくなりますように!!/食の大切さを改めて感じました。素敵な会に参加させていただきありがとうございました/いろいろな方のいろいろな思いがつながり美しい調和がとても心地よかったです。ありがとうございました/食はただ食べるためだけのものではなく、人と人、人と農、農と食を繋ぐことで、社会全体を豊かにするものだと感じ、こういった形の食改革をローカルの視点からやっていくのが必要だ、ということをますます実感しました。/とってもヒントやためになる言葉たくさんあり来て良かったです/食に関する意識が高まる会でした。ありがとうございました/たいへん意義深い時間でした。食に留まらない大切なメッセージだと感じました。交流の場もとても楽しかったです(中略)お料理も味、ボリュームとも満足でした/同じ想いの方々が多くいらっしゃって驚きました。自然食のお店を始めるきっかけはアリスの特集を見てだったので改めて今やってることが間違いないことが理解できました/料理が美味しく新たな出会いもあり楽しかったです。映画は何度も見たくなる内容でした。ありがとうございました/ずっと観たいと思っていた映画だったので、参加できて嬉しかったです!同じテーブルの方も楽しい方ばかりで、こう言うコミュニケーションの場が増えると嬉しいです/色々な思いが重なりました。きちんと食材を選んで生活&食べる力があれば、未来は豊かに生きられる&未来へ繋がる!というメッセージを受け止めました
※写真について:上映会後に食事をいただきながら交流したあと、簡単なワークショップの発表している様子です。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
mikicova@gmail.comさん 24/12/02 11:31
今回はこの9月のピースデーで鑑賞した作品『トゥルーノース』を選びました。非常に重いテーマではありますが、アニメーションとしてもストーリーとしても素晴らしい作品でしたので。
たった数名の参加者でしたが、とてもいい映画だったとの反応でした。監督の生存を心配する声があがりました。
KOSUGI-de-Cinemaさん 24/12/01 22:09
「ガザの素顔」とはまた別の生活を知ることができます。大変な状況の国の人たちはこうであってほしい、というような自分の思い込みが裏切られるかもしれません。
ひろんた村母屋さん 24/12/01 20:31
1度この映画を上映したら農家さんや地域の方々との出会いがたくさんありました。映画を観てくださった方が口コミで広げて、「また上映して欲しいです。」「いつ観れますか?」という声を複数いただき、3回目の上映会開催となりました。
上映を重ねるほどに、性別、年齢層ともに多様になって、若者から杖をついて歩いて来てくださる高齢の方まで映画を観てくれています。自分たちは小さな上映会を開催していますが、また機会があれば企画させていただきたいです。
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
鎌倉シネマさん 24/12/01 17:21
※ 上映者の声投稿数で集計