ウナカメ夜シネマ、第5回目は、『シード〜生命の糧〜』
種を巡る危機的な状況とそれに対して活動を続ける人々を追ったドキュメンタリー。
ウナカメ夜シネマ名物、作品に因んだお食事は『マメたね雑穀ごはんプレート』。いつもながら美味しかったです!
アメリカ、メキシコ、インド、アフリカ…
中でも、メキシコのとうもろこしの在来種保存の活動が印象的。
遺伝子組み換えの影響で打撃を受ける農村と、種を守る活動をする人たちは『マヤ〜天の心、地の心』でも描かれていた。
会場では、在来種のトウモロコシにこだわった粉を輸入してトルティーヤを作っているメキシコ人の方のお話をうかがったり、農家さんの話を元に農業の現状を知り、世界の種や食品の未来を憂いつつも、身近な場所で小さな畑を耕す、または耕している友達と繋がることで安全な食を確保しよう、と前向きな提案。
メキシコ繋がりのゲストから、アガベのお酒メスカルのお話。今回のシェアタイムも楽しく盛り上がった充実の上映会でした。
世界を知り、その果てしなさに圧倒されつつも、自分はどうするか、を考える。
ドキュメンタリー鑑賞も板についてきた。
映像の鮮やかさ、何種類ものアニメーション、過去の出来事から現在の世界各地へ、キャラの立つ登場人物…飽きさせない展開で、あっという間の90分でした。
里山シネマさん 24/01/20 07:42
普段なかなか知る機会がないアフリカでの現実。旅をしながら目にするその国それぞれのリアルな姿は、環境破壊と密接に繋がり合って引き起こされている事実。若者が国を離れるしかない貧しさや農業の破綻、過激派による襲撃など、実は全てが繋がり合っていた。
タフな旅だっただけに最後のエチオピアでのシーンが心に沁みた。大飢饉の国から、30年かけて作り上げてきた風景がまさに未来への希望。
水は財産だ、と語る言葉が日本人の私達にとっても切実に響いた。
観終わった後のシェア会でも、参加者の人たちからの意見が次々に続いた。
Mind Seeds Cinemaさん 24/01/20 00:11
宣伝期間が短かったので、希望はあっても予定が合わない方が数名いらっしゃいました。告知の仕方を工夫して、期間なども模索しなくてはなと思いました。飲食ができるカフェでの開催でしたが、みなさんいろいろとオーダーしてくださいました。また内容の重さに上映後は一緒に来た仲間とも会話できなかったなどの話も聞きました。 知る機会、考える機会として 映画とどんなふうに関われるか今後も考えていきたいと思います。
「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」
kinema hese orchestra/さん 24/01/16 16:26
西京シネクラブ11月例会『ガザ 素顔の日常』上映とジャーナリスト・志葉玲さんのオンライン講演/2023年11月12日/山口市民会館小ホール
上映後に、これまでガザを取材され、ガザについて発信し続けているジャーナリストの志葉怜さんに、オンラインで講演していただきました。
『ガザ 素顔の日常』は私たちが見るべき映画だと思います。機会があればぜひご覧ください。
本作の監督たちがガザで多くの出会いがあったように、志葉さんにも多くの出会いがあったのだと感じられるお話でした(講演は西京シネクラブのYouTubeで視聴できますので、よろしければご視聴ください。)
https://www.youtube.com/watch?v=bpGDXJKapOk&t=228s
主催:西京シネクラブ TEL083ー928ー2688(山口県山口市)
西京シネクラブさん 24/01/15 14:33
「ガザ 素顔の日常」水俣上映会、無事に終了しました。とにかく多くの人に観てもらいたく、そして自分も観たく、地元での上映をしました。。小学生たちも来てくれ、戦闘シーンなど大丈夫かな、と周りの大人が心配する中、「現実だから観ます」と。
今、現実に起こっていること。
次は鹿児島県出水市で、と映画を観た方が上映開催を決めたりと、次なる動きも嬉しいです。
1日も早く停戦になりますように。
ootama71@gmail.comさん 24/01/15 12:28
報道では知りえない、それぞれの暮らし、ガザの街並みを観て、おしゃべりができたらと、開催しました。
「すごく良かった、良すぎて苦しいです」「自分が昔住んでいた国の街並みと似ていて親しみがわく」他、パレスチナの情勢についてなど様々な感想が聞かれました。
正直に言うと、
お誘いに「ガザを観てもね」と、わざわざ楽しくもない、紛争の映画を観たくないというニュアンスのお断りをされたことが心に残っています。もう既に、海外経験がある方や、社会情勢に関心のある方を越えて、知ってもらう、広げるにはどうすればよいのか?度々悩むところです。
ひろんた村母屋さん 24/01/15 10:19
当日は26名の来場がありました。上映後のアンケートには
「LGBTQについての理解につながった」
「家族と一緒に話し合ってみようと思います」
「自分の幸せだけでなく、自分以外の幸せを思いやれる社会にしていきたい」
「すごく考えさせられました。クリスチャンなので同性婚には反対の意見です。しかし、映画を観て良くわからなくなっています。自分の中で答えはまだ出ません」
などの意見がありました。
「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」
映画で世界を救う会さん 24/01/15 09:51
年明け最初の開催ということで、
限られた人数でしたが、その分しっかりと対話の時間を取ることができました。
以下参加者の感想です。
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観終わって最初の感想は、私には彼女の何も理解することは到底できないということでした。彼女の体験談やニュースの報道などから、何が起きたかを知ることはできます。ですが、安易な共感や同情は彼女らを無意識に傷つけかねないと思わされました。彼女らが世界各国に赴き、指導者や権力者そして市民に何度も訴えかけるなかで、世界に絶望さえ感じているような場面もありました。ただ、そのような中でも、言葉のちからを信じて活動を続けるナディアさんらの姿は、私たちに訴えます。知ったその先の私たちの行動を問い続けてくるようです。
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世界は何も変わっていないのか、とやるせない気持ちになりました。現在進行形で苦しんでいる人々がいることを思うと、このような民族間や宗教間の争いは一筋縄では解決に至らないと思います。ただ、第三者のわたしたちは、それに打ちひしがれるのではなく、前向きに物事を捉えていく勇気が必要だと思います。小さなことからでも、例えばSNSや海外のニュースで情報を取りに行き、彼らの存在や現状を知り、忘れないことから始めてみてはどうでしょうか。
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haishopソーシャル映画祭さん 24/01/14 18:46
以下、参加者の感想です。
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映画全体を通して、「環境にやさしい」「サステナブル」と思われている会社や製品、認証などが裏側では森林を広範囲で焼き尽くしたり、炭鉱で作業員や周辺地域を汚染したりして利益を得る状況を映しており、認証マークや企業のホームページなどの表面だけでなく、より深く調べたり、仕組みを理解する必要があることを思い知らされました。消費者が選択をしなければならない状況は、制度や法律などの仕組みを根本から変えなければならず、その問題の大きさも消費者個人個人が「1人では無力」と感じてしまう要因で、また、「問題に真摯に取り組む人ほど完璧がどれだけ難しいかを知っている」という参加者の感想にも気付かされる部分が多くありました。
社会問題に関わる身として改めて考えさせられる映画だったと思います。
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映画全体を通して、「環境にやさしい」「サステナブル」と思われている会社や製品、認証などが裏側では森林を広範囲で焼き尽くしたり、炭鉱で作業員や周辺地域を汚染したりして利益を得る状況を映しており、認証マークや企業のホームページなどの表面だけでなく、より深く調べたり、仕組みを理解する必要があることを思い知らされました。消費者が選択をしなければならない状況は、制度や法律などの仕組みを根本から変えなければならず、その問題の大きさも消費者個人個人が「1人では無力」と感じてしまう要因で、また、「問題に真摯に取り組む人ほど完璧がどれだけ難しいかを知っている」という参加者の感想にも気付かされる部分が多くありました。
社会問題に関わる身として改めて考えさせられる映画だったと思います。
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少し前の映画ですが、改めて「サステナブルな」という形容詞についてよく考えるとても良い機会になりました。
haishopソーシャル映画祭さん 24/01/14 18:41
※ 上映者の声投稿数で集計