「持続可能な開発」について問題を提起するだけにとどまらず、当地での⼀つのソリューションを提⽰していることがSDGs系の映画では珍しく、その辺りについて上映後の各意⾒交換会でも積極的な意⾒が交わされた。
Jaja's Theaterさん 22/01/11 09:29
「私たちに全てを与えてくれるのは地球」
他の生命に支えられているという地球家族という思想。
生きるということが、現代社会において、経済性という名のものとに想像ができない商品になっている。その生産物が、私たちの生活とかけ離れている現実。
効率性がいかに、私たちの創造性や文化、人間性を破壊しているのかを問いかけてくれる映画でした。
そして、その解決策。ローカルとコモンズ。
「地域に根ざし、経済、民主主義、文化を蘇らせるとりくみ」
「自然からの恵みの分かち合う経済。共同体で、誰もがタダで使用できる取り組み。
思いやりと分かちあいの経済。
今の資本主義の行き詰まりを明確に指摘し、その解決策も具体例の中で示唆してくれているように思います。
ancient beat clubさん 22/01/11 00:15
ミレニアム世代の社会起業家たちの映画でしたが、倫理を大切にし、売れることで社会が良くなる。
かっこよく、デザイン性が高く市場に受け入れられる商品を開発していく。機会の提供を行うことで、アフリカで起業する実例など、素晴らしい取り組みでした。
今までの社会の安くても、環境や雇用には配慮しない取り組みとは全く異なる基準でのビジネス。
参加者からの声として
「力をもらった。ちゃんと伝えるべきことを伝えていっていいんだと。言語化していこうと。これからこうしようというのが明確になりました。もっと数字を出して、お客様に実感してもらうことをしていきたい。当たり前にしていきたいので、あまり伝えていなかった。理由をしっかり伝えていきたい。なんでやっているのか、なんでこの値段なのか。この商品を買うことがどういう意味を持つのか」
「起業する上での大変さや無力感を感じるところなど共感しました。こうやって、社会課題をビジネスで解決できるのが基本だと思うし、みんなやりたいと思った時に、できることがあるんだという選択肢になると思います。もっと沢山の人に見てもらえたら。誰がどう救われるのかとかが伝わっていないなと、数字とかも出さなければいけないなと思いました」
ancient beat clubさん 22/01/11 00:05
肉を食べるから病気になる。
野菜を食べていればガンも怖くない。
薬ではなく、食が一番の医者なのだ。
全編を通じて、上記のメッセージが繰り返されます。
それほどまでに私たちの日常的な食事が危機にあるということ。
確かに、私たちは毎日必要以上に食べているのかもしれません。
一昔前まで、牛肉はぜいたく品でした。
何か特別なことがあった日だけに食べられるのが牛肉。
それが今では他の肉類とたいして変わらない値段で売られています。
魚食文化の日本でも、なぜこんなに肉食が中心となったのでしょうか。
交流会では「肉の方が簡単に料理できるから」という声がありました。
調理するにも食べるにも、魚よりも肉の方が手間がかかりません。
野菜もどちらかと言うと手間がかかる食材です。
海外からの留学生の中には、面倒だからと野菜ジュースを飲んで済ましていた人もいたそう。
都会では価格が高いのも、野菜を敬遠する理由の一つかもしれません。
作品の中で指摘されていましたが、背景には忙しすぎる現代の生活があります。
食事の準備や食事そのものに、ゆっくりと時間をかける余裕がない現代の私たちの生活。
どうしても簡単に栄養補給のできる食事になってしまいがちです。
経済は人を幸せにするためのものなのに、今は経済に人が振り回されている。
あるセミナーで聞いてきた言葉をある参加者が教えてくれました。
経済優先の社会が、私たちの健康と幸せを奪うのならば、人は何のために働くのでしょうか。
忙しすぎる毎日を見直して、自分の身体からの声に耳を傾ける。
豊かに生きるとは実はこうしたことなのかもしれません。
次回のウナギネマは、1月22日(土)『グリーン・ライ~エコの嘘~』
監督が世界一周しながら「エコの嘘」の実態を体当たり取材!
この映画を観たら気軽にスーパーで買い物できなくなるかもしれない。
ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。
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詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2021unaginema20.peatix.com/
映画『フォークス・オーバー・ナイブズ ― いのちを救う食卓革命』
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 22/01/08 23:16
今回「もったいないキッチン」上映会&食事会の開催に当たり、二つの狙いがありました。
一つ目は、栗山町に、たくさんの人を集めること。札幌から車で約1時間の場所であるにも関わらず、観光地ではない栗山町は知名度が高いとは言えません。映画上映会を栗山町のちょっとおしゃれな旧小学校で開催することで、札幌をはじめとする町外の方々に「栗山ってこんな面白いことができるんだ」「栗山ってこんな素敵な場所なんだ」と知っていただけたと思います。
二つ目は、「もったいない食材」は、意識してみるとそこらじゅうにあるということ、そしてその環境はとても恵まれているということ。
今回は農業生産地である栗山町内の農家さんにご協力いただき、規格外になってしまった野菜を中心にご提供いただきました。
普段であれば「効率」「経済性」を重視して土にすき込んでしまったり廃棄してしまうものを、「ひとつの命」として向き合う機会を創ることができ、参加者の方へストーリーと共にお伝えすることができたと思います。
協力いただいた農家さんも招待させていただき、参加者の方々と交流していただいたことで、互いの想いや日々の生活、つながりについて話す時間となりました。
土屋綺香さん 22/01/07 10:51
午前は会場が3名オンライン2名、午後2名、夜はオンラインのみ2名でした。午前は、会場とオンラインの同時上映だったが、オンラインの方は映画のみで終了されたので、会場での意見交換をしました。参加者は、20代〜70代の3名で、これから飲食関係のビジネスを始めようとしている方などがいました。フードロスだったり、食料危機だったりの課題を明るく解決しようとしている作品でとてもよかったという感想がありました。続編も見たいという声が多数ありました。
岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)さん 22/01/06 16:49
※ 上映者の声投稿数で集計