4月から昼1回のみの上映に変更したため、参加者は少ないかと予想していましたが、思いのほかたくさんの方が見にきてくださり嬉しい上映会となりました。上映後も会場に残っておしゃべりしていってくれる方も多くいて、とてもいい時間でした。
映画の内容は児童婚という難しいテーマでしたが、ソニータさんの経験を通じて実態を垣間見ることで、参加者もそれぞれに思うところも多かったようで、感想もたくさんいただきました。
<参加者の感想>
とても良い映画でした。女性たちの日々の空気感が常になにかをあきらめているかのようで、アフリカで体験したことと繋がっているように感じました。移民、戦争、女性の人権、文化など考えさせられることが多く思考停止しそう。でも知れてよかったと思います。SONITAさんはもちろんですが、さまざまな意見や憶測があるなかで、SONITAさんを信じることに決めた監督もとても勇気ある人だと感じました。
---
ソニータのラップの詩の内容が音楽と共に心に突き刺さりました。そしてアフガニスタンの家族事情と同じかそれ以上に、イランでは女性が歌う事が許されないことを゙知って衝撃を受けました。ソニータの願いが叶えられる社会になってほしいと願います。
---
これまで知りたくても知る機会のなかったイランやアフガニスタンの女性・難民問題について、またイランの支援団体の活動を通して、戦争や暴力の連鎖を断ち切るための各国政府の施策の重要性や、力を持つ国々による寛容で柔軟な対応の必要性を改めて強く感じました。
また、宗教や長年の慣習が背景にあり、中東における女性問題の改善が容易ではない現状は、若い世代にとって大きな不安要素だと思います。そのような状況の中でも、小さな子どもたちが笑顔で過ごしている姿は救いに感じられました。
イランやアフガニスタンの厳しく絶望的ともいえる社会問題の中で、SONITAが夢を諦めず、自ら考えて行動し、周囲の人々の支えを得ながら、反対する人たちとも絶妙な距離感を保ちつつアメリカ行きの機会をつかみ取ったことが伝わる良い映画でした。
アメリカにはSONITAのような人を受け入れる制度がありますが、日本が同様の支援を行うことにはさまざまな課題があると思います。それでも、戦争や暴力に反対する姿勢や、異なる国や宗教の良い部分を互いに尊重する大切さを世界に発信し、平和で安全に暮らせる地域が少しでも増えていくことを願っています。
---
下川すまっこシネマさん 26/07/04 14:50
パワフルなバーバラさんの人柄や行動に勇気や希望をもらえる映画であったと同時に、自身の状況と向き合うと何ができるだろうかと考えてしまう、そんな感想を抱いた方が多かったように思います。
上映後には、普段からすまっこシネマに参加してくださっている近隣の議員さん2名との座談会も実施しました。当日、たまたま映画を見にきていた別の議員さんも飛び入りで座談会に参加してくださり、10名ほどでざっくばらんに意見交換ができて良い時間になりました。
<参加者の感想>
---
バーバラ・リー下院議員のドキュメンタリー映画を見て感動。日本では「はりぼて」「なぜ君は総理大臣になれないのか」「れいわ一揆」など政治の腐敗や、改革派政治家の負け戦映画がヒットしているが、国は違えどマイノリティ女性政治家の闘い方に学びたいものです。
---
バーバラさんを初めて知ったが凄い女性だと思った。特に素晴らしいのは、若い頃の彼女がそうであったように、政治に関心を持ち発言する力のある若者、特に若い女性が育っているところ。
---
あっという間の、とてもよい映画でした!
バーバラはすごい!
熱いハートと賢さと人柄を兼ね備え、真っ当なことを声高に攻撃的に言うのではなく、相容れないと思える人にも粘り強く訴えかけ歩を進める。
議員という仕事は、希望と力のある仕事だなーと思いました。
映画を見たら、議員をやってみたいかもと思いました。やらんけど。
現職議員や将来の議員にも見て欲しい映画です。
---
下川すまっこシネマさん 26/07/04 11:10
上映会後は沈黙とため息がもれる映画でした。戦争で儲ける、戦争を仕掛けていかないと軍需産業で経済が成り立っている米国はあちこちで国を破壊し、人を殺しまくっている。
数秒の武器の弾に600万ドルとは、その一部でも世界の貧困層にあてたら、どれだけ救われて平和になるか。日本は戦争屋米国に追従してほしくないが、政権は国民の願いと逆の方向に邁進しているのが悔しいし情けない。
よくこういう闇を暴くドキュメンタリー映画を作ってくれたと原作者と監督に感謝したい。1人でも多くの人にこの歪んだシステムを知ってもらい反対の声をあげていく、小さい声がやがて大きな声になるように、地道に日常的に発信し広げていかなければと思う。
新田文子さん 26/07/03 16:20
以前ニュースで見た政治家のほとんどが闇の組織とつながっていたことがわかりやすく説明されていた。
あの人も、あの人も!
今から5年前程度までの話。
今起こっている政治的な話も都市伝説ではなく、裏があると革新が持てた。
確信を持ってニュースを読み解いていきたい
楽々テラスさん 26/07/03 10:06
タイニーハウスを作りたいという声から、開催した上映会。
素敵なタイニーハウスが紹介され、こんなタイニーハウスいいなと思ったところがいくつかありましたが、それよりも印象に残ったのが、自分の生き方のこだわりを貫く人々です。
参加者の感想シェアでは、自分が何を大切にして生きるか考えさせられたという感想が多くありました。
ひがしかわシネマさん 26/07/02 22:47
ソーシャルシネマ上映会で『最後の楽園コスタリカ ~オサ半島の守り人~』を観た。軍隊を放棄して、その代わりに教育や福祉を充実させた平和国家として有名なコスタリカだが、環境保護の点でも、他国の1枚どころか2枚も3枚も上を行っている。
国土の25%が国立公園や自然保護区に指定され、豊かな自然と生態系を誇るコスタリカ。その自然に憧れて世界中から人々が集まるエコツーリズムの聖地となっている。しかし、作品中で、エコツーリズムのロッジを営む方の口からこんな言葉が発せられる。「ここで暮らしていくのは簡単なことではない」と。
一時は経済的な豊かさを求めて、国土は乱開発された。動物たちも容赦なく命を奪われ、住む場所を追われていった。しかし、コスタリカの人々は、これでは未来がないことに気づき、開発の代わりに自然を守る道を選択した。そこに暮らす人々にとっても、農業よりも観光業の方が、楽でしかも収入が多いのだ。
道路は舗装されず、高速インターネットもない森で過ごす時間は、私たちに何を与えてくれるのだろう。それこそ豊かな時間なのだろうと思われるが、同時に、雇用がなければ生きていくことはできない。リゾートホテルなどの開発をすれば、地域の雇用は確保され、経済的な支えとなる。
なぜ私たちは本質的な豊かさよりも、目先の経済的な豊かさを優先してしまうのか。
ここで思い出すのは、幸福度世界一だったブータンのこと。自分たちの暮らしに満足し、幸福を感じる人が多かったブータン。
しかし、インターネットの普及で他国の人々の生活を知ることで、幸福度が急落する。自分と他人を比べることで、劣等感を感じるようになったのが原因だと言われている。
つまり、幸福とは相対的な感覚なのだ。豊かさも、もしかしたら同じように相対的なものなのではないか。
欲しいものがすぐ手に入ったり、衛生的な生活をするという点では、森の中よりも都会の方が圧倒的に上だろう。都会の人がおしゃれなファッションに身を包んでいる様子をメディアで見て、自分もあのようなオシャレがしたいのに、ここではそんな服を手に入れることができないと感じてしまえば、自分の生活が豊かであるという実感を持つことはできまい。
また、私たちの社会では、労働の価値も生産物の価値も、すべてお金に置き換えて判断されてしまう。この点でも、都会の人々の方が圧倒的に多くの金銭を手にしていることに疑いを持つ人はいないだろう。
しかし、あえてここで問いたいのは、物質的な充足や貨幣価値だけが、比較の基準なのだろうかということだ。物やお金以外の物差しは本当にないだろうか?
一昔前のクレジットカードのCMにこんなものがあった。「お金では買えない経験、プライスレス」。
何を豊かさと感じるかは人それぞれだが、私個人はプライスレスな毎日の積み重ねを大切にしていきたいと願っている。
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部さん 26/07/02 15:17
海の中で起こっている出来事にショックを受けました。
このままでは地球には住めなくなる、と思いました。
変わらなければならない。
私はどうすればいいのか、もう一度考えてみます。
ニュー筑水荘さん 26/07/01 13:43
「少女アマル」が問いかけたもの―難民を『数字』『問題』としてではなく、一人の人として見る社会へ」
映画「ザ・ウォーク 少女アマル」を観ました。
主人公は、戦争によって故郷を追われたシリア難民の少女を象徴する高さ3.5メートルの人形「アマル」。
ヨーロッパ各地を歩く彼女を迎える人々の姿には希望がありました。一方で、難民を拒絶するデモや、憎しみをあおるヘイトスピーチ、石を投げるなどの暴力行為の場面には、胸が締め付けられました。
アマルは、一部のキリスト教信者にとっては、異教徒の象徴であり、テロの要因として標的にされていました。ある意味、人形アマルの視点を通して、まるで自分がそう扱われているかのように感じることができました。
難民は、決して「問題」や「数字」ではありません。
戦争や迫害、暴力によって、故郷を追われ、それぞれに異なる背景を持つ一人ひとりの人間です。
世界では今なお多くの人々が紛争や迫害によって避難を余儀なくされ、子どもも大きな割合を占めています。ヨーロッパでは、難民は豊かな国ばかりではなく、逆風はありつつも、多くの国で受け入れられています。
一方、日本の難民受け入れは依然として限定的です。
2024、2025年とも、日本で難民認定された人は190人程度。過去最高だった前年より減少し、世界全体から見ると決して多い人数とは言えません。
もちろん、難民認にはルールが必要です。安全保障や制度の信頼性も大切です。
しかし、それとヘイトスピーチはまったく別の問題です。
異なる意見を持つことと、人の尊厳を傷つける言葉を浴びせることは違います。日本にはヘイトスピーチ解消法ができましたが、法律だけで、差別や偏見がなくなるわけではありません。昨今の状況は悪化しているように感じます。
だからこそ、こうしたドキュメンタリー映画を見ることも含めて、地域で出会い、知り、学ぶ機会をつくることが重要なのだと思います。
今回の上映会でも、鑑賞後にアンケートを書く時間が設けました。
みなさんからのご感想は以下のとおり
○子どもたちが大好きな人形、そのアマルを通して平和と幸福の象徴としたのが印象的
○戦争のない平和な世界に向かっての歩みは決して平坦ではないが努力し続けたい など
誰かと討論するのではなく、自分自身と対話する時間。私は、その時間こそが、この映画の大切な一部だったように感じています。
北海道にも外国にルーツを持つ人が増えています。
人口減少が進む地域だからこそ、多様な人々が安心して暮らせる地域づくりは、福祉や地域づくりとも深くつながっています。
「違い」を恐れる社会ではなく、「違い」を理解し、力にしようとする北海道へ。
アマルが歩いた道は、そのための一歩を私たちにも促しているようでした。
ヘイトスピーチを止めること。そして、一人ひとりの尊厳を守る社会をつくること。
それは難民だけの問題ではなく、私たち自身の社会の成熟度が問われているのだと思います。
宗教や文化の違いへの不安、あるいは先が見えないことに不安を抱く人がいることも理解しながら、それでもヘイトスピーチによって人の尊厳を傷つけることは決して許されない。民主主義社会では、意見の違いは対話で表現されるべきであり、憎悪の言葉であってはならないと改めて感じた映画でもありました。
次回は、「バーバラ・リーの闘い」9・11の後、たった1人戦争反対を訴えたアメリカの国会議員のドキュメンタリーです。
ひろまるシネマ~地球と地域の未来のための映画上映会さん 26/06/30 17:27
事前の広報が足りなかったせいか参加申し込みは3名のみ、しかも当日は台風による悪天候。
とはいえ、いずれも作品に思い入れを持って申し込まれた方々のため、雨風の状況を確認しつつ開催を決行しました。
上映前にシューマッハ・カレッジの現状も含めてサティシュ・クマールさんについて簡単な説明をした後に映画鑑賞、その後40分ほどお茶を飲みながら意見交換しました。
心に響いたサティシュさんの言葉は、人によりさまざま。
不登校のお子さんを持つ女性は、教育のあり方について、
規律や規制を重んじる職場で働く国家公務員の男性は、自分らしく生きることについて、
ミュージシャンの女性は、誰もがアーティストというメッセージに、
それぞれ深く考えるきっかけを得ていました。
映画の感想に留まらず、それぞれが抱える悩みや趣味の活動などにも話題が広がって話が尽きませんでした。
少人数であっても開催してよかったです。
なごみカフェシネマさん 26/06/30 12:17
※ 上映者の声投稿数で集計