この作品は、以前上映会を開催していた、杉並区高円寺の会場で開催した、第一回の作品でした。あれから数年が経過しましたが、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会・経済システムは悪化の一途です。改めて、私たちのライフスタイルのみならず、シャイア全体の在り方をみなおり契機となりました。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
ソシアルシネマクラブ杉並さん 25/02/03 17:25
前回の作品「アニマル」のエンディングが、若者二人がコスタリカを訪問し、希望を抱くシーンからつながる作品となった。私(大場)にとっては3回目の主催であったが、今回はオンラインゲストに、関根代表をお招きし、コスタリカの社会の様子など興味深いお話をきくことができました。参加できなかった方から、もう一度上映してほしいとのリクエストもあり、再映を企画しています。
ソシアルシネマクラブ杉並さん 25/02/03 17:19
トークゲストに、杉並区議会議員の山名かなこさんを迎えて
ジェンダーや性差別のお話をしていただきました。来場者の中には10代の方が二人。また「女を修理する男」の書籍「勇気ある女たち」の翻訳者の方も参加いただき、書籍の販売をお行いました。「女を・・・」と次回作品「戦場で生まれた奇跡のレバノンワイン」の予告編を上映し、にぎやかな会いとなりました。
映画『ナディアの誓い - On Her Shoulders』
ソシアルシネマクラブ杉並さん 25/02/03 17:07
ガザ出身のアブラエーシュ医師のドキュメンタリー『私は憎まない』は、娘たちをイスラエル軍に殺された医師個人と、一つの家族の話ながら、一昨年のハマスの奇襲から現在のガザ・ジェノサイドにつながる背景を、誰でも我がこととして想像してみることができる作品でした。
イスラエルの抑圧に対し、武力は使わない、もう一つの正攻法での抵抗(闘い)を描いていると思います。個人が、世論を巻き込みパレスチナへの理解を深めてもらうには、この方法しかないと博士は考えたのではないでしょうか。映画の狙いもそこではないかと感じました。また、人間個人ではなく、世界のシステムに問題があるとの訴えも含まれていたように思います。
上映後の交流会(ディスカッション)では、「大変重い映画だった」「映画のタイトルから想像していた内容とはまったく違っていた」「アブラエーシュ博士はとても頭のいい人だ」「イスラエルは、そもそもパレスチナとの架け橋になるような人物は邪魔なのではないか」「国に抗えない司法は日本も同じだ」などの感想が上がりました。また、終盤のアブラエーシュ博士のモノローグで一箇所、みんなで考え込んでしまった部分がありました。一家がカナダにわたり移民としてカナダに馴染んでいくことに対する博士の娘さんの言葉にも考えさせられました。
中津川アクションさん 25/02/03 12:58
実話をもとにしたドラマということで、いつものドキュメンタリーとはまた違った雰囲気の作品という印象でした。チョコレートというワードに惹かれて小学生も見にきてくれたのが嬉しい出来事でした。
【参加者の感想】
戦争という悲惨な状況下から逃げてこられて、しかも祖国とは比べものにならないくらいの極寒の地で新たな生活基盤を作っていく。映画の中では人に恵まれたからとそれほど深刻には描かれていませんでしたが、ここに至るまで相当に大変だったのだろうなと想像できました。
人生の中でやりたいことが必ずしもできるわけではないのだけれど、選ばなかった道に後悔するのではなく、「その機会じゃない」とまだ先があるという肯定的に捉えている姿がとても幸せに感じました。人生楽しい方が絶対いいじゃない!私も見習おう。
ーーー
道北地区、移住者が多いけれど、世界には、希望しない移住をしなければならない人がたくさんいること、そして、それを受け入れなければいけない町がたくさんあるこを身を持って感じた。お互いの文化を理解しよう、と言うのは簡単だけれど、実際にはなかなか難しいことだと思う。私も2年前に道北に自ら望んで引っ越してきたが、いいことばかりではなく、うーん、と思うこともたくさんあった。でも、主人公のように、自分のやりたいことを信じて、突き進めば道が拓ける、というストーリーには、すごく勇気づけられた。
ーーー
家族愛について考える機会をもらえました
戦争については傍に置く感想になりますが、主人公が父に縛られながらも、自分のやりたい事をやろうとし、でも家族を大事に思い父親の夢を形にするために力を貸す、そして後回しにした自分の夢も諦めていない
主人公の人間性にとても共感し、自分もお手本にしたいような生き方だと思いました
ーーー
登場人物が、それぞれの葛藤を抱えながら、何を大切にしていくかを丁寧に描いた作品だと思いました。
トルドー政権への評価は厳しいものもありますが、カナダの難民受け入れの姿勢は、私たちも見習うべきだと思いました。
ーーー
ドキュメンタリー良かったです。大きい工場でできてすごいと思いました。チョコレート食べてみたいです。
ーーー
下川すまっこシネマさん 25/02/03 01:59
会いたかった方が、先日に偶然ポスターを見て初参加されました。SNSだけでないアナログな伝達手段も捨てたもんじゃないと思いました。
珍しく、字幕ではない日本の映画でしたので、ご高齢の観客の皆さんも楽しまれたようでした。悲しい、うんざりするような現実を知る(それでも知らないよりはよいですが)ような、ドキュメンタリーではないため、集客のお声かけもしやすく、いつもより多く集まりました。
ひろんた村母屋さん 25/02/02 20:44
サティシュさんを日本に紹介した辻信一先生ゆかりのカフェスローで、お集まり頂いた方々と素敵な時間を過ごせました。エネルギーの集まる場。お弁当やドリンクとともにこの空間を楽しんだ後、上映会、そしてダイアローグ(シェアリング)を知らない人同士で3人のグループで行って頂いた後、輪になってフィンドホーンに伝わる簡単なダンスをして参加者で一体感を味わいました。こころ温まる一時でした。この映画を何回か見た方もいらっしゃいましたが、見るたびに新しい発見がある、新たな言葉が心に飛び込んでくる、と言った感想を複数頂きました。長野や京都、大阪など遠方からもご参加頂き有難うございました。
映画『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
masaさん 25/02/02 20:18
今回はドキュメンタリーではなく、実話を元にしたフィクションという事。チョコレートという事でも、ほっこりのんびり観れました。
難民の立場、家族の絆、地元住民の協力、主人公である息子の葛藤、、、ハッピーエンドなストーリー展開で楽しく観る事はできました。が、これはとっても成功した稀なじ事例なのではないか?もっと苦難や衝突があったのではないか?カナダという国柄なのか?日本ではどうか?自分の夢と父親の協力とどちらを選ぶべきか?、、、など描かれてない部分の想像や疑問を投げかけられた作品でした。
参加してくれた高校生の子は、主人公の彼の立場としての感想を述べてくれて、それぞれの視点での感想をシェアし合える事が面白いなぁと思いました。
日本の昨今でも、難民や移民の受け入れ問題が身近になっている中で、自分はどういう行動が取れるのか、何かやれる事があるのか、、、考えさせられるテーマでした。
KOSUGI-de-Cinemaさん 25/02/02 17:32
昨年10月にパレスチナのオリーブオイル生産者より、ニュースにはならない厳しい現実を伺ったことをきっかけに、中東問題に関心を持つ人を増やそうと企画しました。予想より多くの参加があり、この映画の持つ魅力を実感するとともに、このような映画に興味を持つ方が多いことに希望を感じました。博士の諦めない強さに終始圧倒され、家族への愛情に感動し、他人事では無い、自分も行動を、と肩をたたかれたような気がしました。涙ながらに鑑賞していた方も多く、博士の切実で力強いメッセージはしっかり伝わった思います。一緒に上映した博士のトーク動画も、大変良かったと好評でした。
yokoさん 25/02/02 14:33
ひとつの先セスストーリーとしては、みなさん楽しめたようです。でも今の日本、これからの日本に想像して、またご自身の立場をあてはめてみてみると、なかなか難しい点もあり、考えさせられたようです。この先、ますます複雑になっていくであろう世界を想像し、適応できるのかという不安はみなさんあるようです。その中で小学生の鑑賞者の放ったひとことにに、ハッとする場面もありました。「まず戦争が絶対ダメ!」
ハウステックスさん 25/02/02 09:40
※ 上映者の声投稿数で集計