8月30日(金)夜、第197回銀座ソーシャル映画祭を開催しました。
台風の影響で悪天候の中、少数ながらも初参加や高校生親子の参加もいただきました。
映画「happy - しあわせを探すあなたへ」は2012年の作品ながら、科学的に追求する幸福のための要素は、今でも普遍的な内容で、1年に1回観てみたくなります。銀座ソーシャル映画祭でも、今回で4回目の上映でした。たくさんの事例が描かれているので、毎回、異なる点に気づきがあるのは、映画も読書も似ています。
銀座ソーシャル映画祭さん 24/09/01 00:36
「下目黒ソーシャルシネマ」の第3回は、『0円キッチン』を上映しました。
ヨーロッパ各地での取り組み(賞味期限にとらわれず調理、都市の食べられる野草、食品廃棄禁止の取り組み等)を垣間見ることができました。上映後には、参加者からは、自分たちや地域でも取り組めることがありそうというポジティブな気持ちを共有しました。
「下目黒ソーシャルシネマ」は、「花と緑」や「自然や環境」等に関連する映画を選び、月1回程度の頻度で地域の高齢者施設を借りて行う上映会です。参加者の輪を広げて「人とみどりがつながるコミュニティーづくり」につなげたいと思いますので、ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。
不動プロボノネットワークさん 24/08/28 10:13
学校の先生方とバングラデシュについて多角的に学ぶために、本映画の上映会を開催しました。
送付されたDVDには本編の他に10分ほどの特別編があり、バングラデシュで上映されたときの現地の大学生の反応や、製作者(バングラデシュのNGOエクマットラのスタッフ)による背景やストリートチルドレン支援活動につい語られており、本編・特別編両方を上映しました。
また、NGOエクマットラを立上げ、共同代表をつとめられる渡辺大樹氏へのオンラインでの講義もお願いしました。
参加した先生方から上がった声の一部は次の通りです。
・ストリートチルドレンが知らぬ間に犯罪に手を染めていく姿が刻銘に描かれており、その悲惨な現実があまりに衝撃的だった。
渡辺さんは、そんな過酷な境遇から社会を斜めに見ているストリートチルドレンと本物の信頼関係を築く努力をしていた。そして、物質的に恵まれ、教員の教育もはるかに行き届いている日本でも難しい、“心のエリート”を育む教育をし続けている。子どもたちへの愛情と教育への情熱に、心からのリスペクトを送りたいと思った。
・映画の中に、ストリートチルドレンの表情、身なり、悲惨な状況に置かれているという現実を目の当たりにした。しかし、オンラインで繋がった画面に映し出される子どもたちの表情は明るく、真っ直ぐな眼差しだった。躊躇しながら質問に答える様子は日本の子どもたちと似ていると思った。将来の夢や幸せについて、「国や誰かのために」と考える子が多かった。その姿には、誰かを助けたいと思ったときに助けられる、利他の精神をもった「心のエリート」を育て、ストリートチルドレンの大逆転を狙う渡辺さんの想いが受け継がれていた。
・現地のストリートチルドレンの実態について理解を深めました。知らず知らずのうちに犯罪に巻き込まれていく子どもたちを見て、大人に消費される生き方しか選択肢のないことの危険性と、そのような危険を回避するためにも教育が必要だと感じました。
八星真里子さん 24/08/28 00:01
テレビでの報道でウクライナの方が言っていたことを思い出します。何を言われていたかはうろ覚えですが、「あれもない、これも欲しいと思っていたけれど、今思えば何でもあった。鍋も、フライパンも、○○(生活用品)も…。」と。
高校生の時の社会は世界史を選択していて、パレスチナ問題がヨーロッパ諸国やアメリカが操作していたことは知っていましたが、その問題が100年近くも続き、現在でも苦しんでいる人々がいることは、日本に住んでいる我々も他人事ではなくきちんと考えていこうと思います。
また、観に来てくださった方も、何かしら考えるきっかけになっていればと思います。
武雄市図書館さん 24/08/27 18:32
参加者の声
・タシちゃんの表情が始めと終わりで変わったことにほったした
・あの施設の食費や学校費用ってどう賄ってるの?寄付や政府支援てどうなってるのだろう
・タシちゃんはきっと「お父さん」の支えになる存在になる
今回の参加者は1人でした!地域の母的な存在の方で涙して観てくださいました。すばらしい作品なのに観てくれる人がいないと上映会は成立しませんね。宣伝の大切さと難しさを感じています。
僧侶の繰り返し話す「愛と思いやり」が子ども一人ひとりに染み込んでいる様子が温かい気持ちになるけれど、沢山の大人たちが我が子や孫をこの施設に入れたがっている厳しい現実が印象に残りました。全体を通してはかわいらしいBGMと子供ののびのびした姿のおかげで重すぎず、特にラストのシーンが晴れやかでいいなと思いました。
二階シネマさん 24/08/27 10:02
参加者は少なめでしたが、映画を観た方からは素晴らしい感想をいただきました。自分ごととして捉え、自分の言葉で感想を綴ってくださる参加者の皆様にいつも感心してしまいます。
参加者の感想
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映画は10年位前でしたが、今の日本で、とてもタイムリーな映画だと思いました。ヘイトの部分は自分にもあると思うので、自分自身もよく見つめなおしながら生きたいですね。いつも良い映画をありがとうございます。
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とても良い映画でした。物の見方をあらためて見直すのに色々な方向から、自分の見方も一つではないと思いました。ありがとうございました。
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変化の時“にはすごい勢力や時にはぎせいがあるんだなと改めて感じた。
世けんと戦ってまでも一緒にいたいと思えるパートナーに出会えるみなさんもステキ。
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肌の色、性に関するディスクリミネーションは人類が存在する限り終わらないだろう。しかし、ディスクリミネーションは何の根拠もなく、差別された側に一方的な苦しみを与えるもので許されない。私も外国で肌の色が黄色ということで何度か差別を受けたから、それがよくわかります。
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映画『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
下川すまっこシネマさん 24/08/26 18:44
パレスチナ、ガザに関わる2本の映画を今回、上映しました。上映前に「平和のための戦争展」が開催されたので、来場者に上映のお知らせビラを会場参加者に配布してもらいました。
また、上映開始日の前日に地元新聞「両丹日日新聞」に記事掲載され、今回は2本立てでもあり、来場者が多くなると期待しましたが、増えませんでした。しかし、今回初めて来場された方から「こんな良い映画なのに観客が少なくて残念ですね」と言っていただきました。来月上映はこの言葉を励みに取り組みたいと思います。なお、上映にあたり、福知山市から後援をしていただきました。新聞記事は別添ファイル。
ピープル福知山シネマさん 24/08/26 10:01
カフェ・カワセミピプレットを会場にした、記念すべき第一回は、食品ロスをテーマとした「もったいないキッチン」。トークゲストは有機農業推進協会の郡山昌也さん、そして映画ご出演の塚本ニキさんが参加!映画のエピソードなどのお話もしていただき、充実した上映会となりました。
ソシアルシネマクラブ杉並さん 24/08/25 11:49
Aliceさんのお話しから、会場に来てくださった沢山の方々がプラスの方向を向いていることを感じられる時間となりました。
食べることは生きること、題名のとおり
映画を通して、自分がどんな風に生きたいか
問いかけられたような気がしました。
教育委員会と共催で開催できたので、学校関係者、給食関係者、町長、議員さん、保護者、農家さん
沢山のいろいろな立場の方と一緒に見ることができてよかったです。これからの地域活性に向けて素晴らしいインプットになりました。
ありがとうございました!
映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
akiko suzukiさん 24/08/25 11:36
※ 上映者の声投稿数で集計