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静寂を求めて -癒やしのサイレンス-

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静寂を求めて -癒やしのサイレンス-

ジャンル 環境 伝統文化 生活医療 科学技術 社会変革 問題解決
時間 81分 製作年2015年  監督 パトリック・シェン

騒音の溢れる現代に、静寂への回帰を雄弁に勧める静かな映画。さあ、沈黙を迎え入れる稽古を始めよう。
── 藤田一照(曹洞宗僧侶)

Screening Information

2019/06/15
[ 京都府 ] 『静寂を求めて -癒やしのサイレンス-』市民上映会(6/15・京都)/JOY∞JOBシネマ
2019/06/08
[ 長野県 ] 「油や」シアター第2回

市民上映会 開催者募集

© TRANSCENDENTAL MEDIA

Synopsis

騒音は現代の重大な公害問題。知らぬ間に私たちの心体はリスクにさらされている。
急速に経済が成長し、技術革新や都市の拡張が進む私たちが生きる現代において、静寂な時を持つことは特別な事になっている。都市部では、一時たりとも無音状態が存在せず、あらゆるノイズに囲まれているからだ。都会で日々聞こえてくる交通機関や街頭などからの騒音は、私たちの健康にとって、大気汚染に次ぐ重大な公害問題だと世界保健機関(WHO)は指摘する。環境騒音は、ストレス、睡眠障害、学習障害、聴覚障害、そして心疾患など多岐にわたる健康への悪影響を与える原因となることが知られ始めている。

Story

静寂は心を鎮め、開かせる。そして心を環境と調和させる。
騒音から逃れるため、グレッグ・ヒンディは23歳の誕生日までの1年間、沈黙の誓いを立て、一言も発せずに徒歩でアメリカ大陸を横断した。作曲家ジョン・ケージが音楽の新たな地平を開いた独創性に富んだ無演奏の曲「4分33秒」は、演奏以外の「無」を聴き、そして観るという、常に揺れ動く心に静かな居場所を与えるような全く新しい体験をもたらした。日本の宮崎良文教授は、森林浴によって都会人がリラックスし、ストレスが軽減することや、低下していた免疫機能が改善することを大学医学部等との共同研究で確認した。静寂の必要性が急速に高まっていく中、『静寂を求めて』は、私たちがあらゆる音に囲まれて生きるこの21世紀を、静寂、音楽、騒音などの音に焦点を当て、健全に生きるための方法を探究するドキュメンタリーである。

Data

原題 IN PURSUIT OF SILENCE 製作年 2015年
製作国 アメリカ 制作 TRANSCENDENTAL MEDIA
配給 ユナイテッドピープル 時間 81分

Cast & Staff

監督 パトリック・シェン 製作総指揮 アンドリュー・ブロメ、ポピー・スキラー、ラリー・ファインゴールド
プロデューサー パトリック・シェン、アンドリュー・ブロメ、ブランドン・ヴェダー 原作
脚本 音楽 アレックス・ルー
撮影 編集 パトリック・シェン
キャスト グレッグ・ヒンディ ケイ・ラーソン ジョン・ケージ デイヴィッド・ベチカル ヘレン・リーズ ポピー・スキラー 奈良 宗久 宮崎 良文 宝積玄承

Review(2)

18/11/19 22:56

the.rootless.0902@gmail.com さんのレビュー
学び
騒音は、大気汚染に次ぐ公害である。

私たちは日々、物理的な騒音から精神的な騒音まで、数々の騒音に晒されています。
電車の音、飛行機の音、異常に大きいアナウンス、足音、話し声、CM、音楽。人間関係など。

私たちは毎日を生きる中で、どれだけ静寂の空間を生きれているでしょうか。
自身に向き合えているでしょうか。

「歴史的に孤独は高尚なものだった。現在はその価値が失われているので復権させる必要がある。」
(本編より)

日々、正体の良くわからない焦燥に追われ、せかせかと生きることを強いられ、「楽しい」「楽」「面白い」「義務」「権利」「意思」こういうものだけのために時間と精神を浪費している。
「一人でいること」は友達がいないこととされたり、精神を病んでいると扱われたりする。

でも決してそんなことはない。静寂とは、神を感じ、感覚が研ぎ澄まされ、自分自身のことを見つめなおす時間と空間のこと。

静寂。
しん、と静まった空間で、あなたはどんな時間を過ごせるだろうか。

この映画を通して、失われつつある静かな営みを大切にして見てください。




18/12/08 13:01

RYO さんのレビュー
役立ち 学び
騒音について考えたことはなかった。意識するとテレビや車の音が不快に感じる。そのような環境と山のような静かな環境で数十年 過ごすのでは違った人になるように思える。
日本の茶道も紹介されていたが、静けさに集中する時間を設けることで、人生の荒波を乗り越えていくことのすべを日本人は知っていたのだと思う。
映画『日日是好日』にもつながる映画でした。

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市民上映会主催者の声

市民上映会を主催された方の声を紹介します
上映会終了後の交流会で、参加者のお一人が提案してくださり「4分33秒」の静寂を全員で体験してみました。
長い、短い、だけではなくイライラした、贅沢な感じがしたなど、いろんな感想があって、興味深かったです。

「静寂」の求め方
大学の移転とともに、学校として人の営みがなくなったことで現れた跡地という「静寂」の場。現代都市の静寂を考えるのに、これ以上の場所はなかったかもしれません。空間の機能が失われて、次のまちが生まれてくるまでの、一瞬(というのには長いですが)の空白。会場となった、九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館、100年近い歴史ある空間が1日だけの映画館となり、静寂の中、60名を超えるお客さまとともに、上映されました。上映後のトークでは、「都市(まち)の音」をキーワードにして、映画監督の神保慶政さんとともに、監督が映画を撮影する中で意識している音や世界のいろいろな場所で出会った音、などなど、映画の中に出てくる様々なシーンと重ね合わせながら、音や静寂について、あれこれ(とりとめもなく)お話しました。様々な切り口の会話から、新しい都市が、いい音、いい静寂のある空間になればいいなと思うとともに、都市(まち)の音に限らず、新しい都市(まち)づくりについて、考えたり話したりする場を、また設けたいと感じ、そこから必要とする静寂を求めることができるのではないかと思いました。その触媒として、映画はとても適したコンテンツと、改めて思った次第です。

クリスタルボウルとの相乗効果
ナナシネマ 2019年04月09日
上映会後、クリスタルボウルの音浴(ヒーリング)を皆で体験しました。その後のシェア会での皆さんの話し方がいつになく静かで心地よく、映画と音浴の効果を感じました。

それぞれの静寂に耳を傾けて自分の波紋の源を知ることは、自分の心の平和と人とのコミュニケーションにおいても暖かく落ち着いた状態でいるためにとても有効。ついいろんな場面でいろんな人と張り合ってしまいがちだけれど、その前に一息、自分の心の平安を感じるきっかけになる映画だと感じました。

皆さん、静寂な時間の大事さを感じられたようでした。

サウンドスケープという意味
NPO油やプロジェクト 2019年06月11日
サウンドスケープという意味では、本当にサイレンスという場所はなく、人間が自然と一体となって進化してきた遺伝子が適応している環境を静かと感じるのに対して、現代の都会に代表される騒音の世界がいかに人間の集中力を邪魔し、そしてストレスを生んでいるかが良くわかりました。

エンドロールまで楽しめる作品
FoundingBase 2019年06月24日
ドキュメンタリーではあるものの、主張を単に切り取るだけでなく、「静寂」というテーマのもと鑑賞者をその世界に誘う映像で、非常によい作品であった。タイトルやポスターイメージから、あまり多くの鑑賞者は訪れなかったが、「静寂」があるようでむしろない田舎の劇場だからこそ、みんなに見て欲しい映画だった。

「田舎は都会より、暗いようで明るいし、静かなようでうるさい」「月の明るさや、カエルの大合唱、思いの外、目や耳につくことがたくさんある」そんな感想も伺えました。