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パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~

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パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~

ジャンル 環境 政治経済 生活医療 科学技術 社会変革 問題解決
時間 49分 製作年2012年  監督 サビーヌ・ルッベ・バッカー

人々に力を!人々に電力を!
自然エネルギーにエネルギー転換を実現し、小規模分散型社会を実現しているデンマークなどの事例を紹介する自然エネルギー業界ではバイブル的なドキュメンタリーとして紹介され続けている作品!

「15年前にデンマークの小さな島で出会った一人の男が掲げた「未来への夢」が、今やかたちとなり、世界中の人々に光と力を与えている。

3.11後の日本に生きる私たちには、すでに技術も政策も資金も方法もある。今こそ、石油や核の独占と争いから、太陽による平和と自立へと、自分自身の手で未来を取り戻した彼の挑戦の後に続くべき時だ。

未来は予測するものではなく、選び取るものなのだから。」
- 飯田哲也 (ISEP環境エネルギー政策研究所所長)

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

 ”人々にパワーを” これこそ究極の民主化といえるでしょう。

『パワー・トゥ・ザ・ピープル』には、オランダで再生可能エネルギー普及に取り組む活動家や、10年かけてデンマークのサムソ島を100%クリーンエネルギー化を実現し、2008年にTIME誌の「環境ヒーロー」に選出されたソーレン・ハーマンセンの取り組みなどを紹介する、私たちに勇気や力を与えてくれる明るいビジョンに満ち溢れたドキュメンタリーです。

More info

人口4200人のサムソ島は、本土の電力会社を通さずに電力を確保するため、海上風力発電と太陽光による自家発電を取り入れているほか、農業中心の土地柄を利用してバイオマスやバイオ燃料を製造しています。その結果、余剰電力を売って利益を得ることができることになっています。

オランダのテセル島でもサムソ島のような取り組みが始まっています。エネルギー協同組合を設立し、再生可能エネルギーの生産に島民を参加させ電力の自給自足を目指しているのです。さらにオランダでは、顔の見える住民同士が大企業に頼らず、自分たちで運営するグループ保険『ブラッド基金』が広がりを見せています。この基金は、地域住民がお金を出し合い、困ったときに資金を融通する住民同士の信頼に基づいた保険です。

本作のナビゲーターは、第三次産業革命の提唱者のジェレミー・リフキン。彼は欧州委員会、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを努めているエネルギー革命のキーパーソンで、分散型の再生可能エネルギーとネットの融合で、資本主義と共産主義の良い点を取り入れた、持続可能な新たな経済システム、分散型資本主義へと移行ができると訴えています。

「大きな社会」から、顔の見える「小さな社会」へ、グローバルからローカルへ。大手電力会社に頼らず自らエネルギーを創出する住民グループたち、大手保険会社ではなく、顔の見える者同士がお金を出しあって作った基金など、新しい経済システムへ移行が始まっています。

地域でお金もエネルギーも循環し、人々が活き活きと自らのエネルギーを活かして働く様子が描かれています。まさに、パワー・トゥ・ザ・ピープル。人々に電力を!人々に力を!市民が主導権を握る、新たな時代へようこそ!

Data

原題 Power to the People 製作年 2012年
製作国 オランダ 制作 VPRO
配給 ユナイテッドピープル 時間 49分

Cast & Staff

監督 サビーヌ・ルッベ・バッカー 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト マーヤン・ミネスマ ソーレン・ハーマンセン ジェレミー・リフキン

Review(3)

14/04/30 14:56

関根健次 さんのレビュー
元気 役立ち 学び
小規模分散型社会の実現のために取り組んでいる先駆者達の姿に奮い立ちます!グローバルからローカルへ。この移行が22世紀の持続可能社会の実現のためのキーワードだと思いますが、本作品はその良い事例を観ることができます。
漫画で楽しむ『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』もどうぞ!
http://unitedpeople.jp/p2p/mang

14/05/15 12:02

うっちー さんのレビュー
元気 役立ち 学び
ただたんにエネルギーを原発から再生可能エネルギーに変えればいいという内容ではありません。なんでもお任せ、お金をだせばなんでも手に入る世界から、電力や保険など自分たちの生活の必要な仕組みを、自分たちのつながりを生かして、自分たちで考えつくりだしていく・・・新しい世界の作り方です。村上春樹の「壁と卵」のスピーチを思い出します。私たち”卵”は”壁”(システム)に依存していますが、そのシステムも壊れかかっている。だったら私たちの顔の見える小さな規模で作り直していこうじゃないか。そんな風に思えました。非常に希望と勇気を与えられる内容でした。

17/09/27 20:07

kenshi さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び 人生変わる
規模の小さい社会作りを心がけ、
電力、保険をも自給自足する地域の信頼やパワーにとても感心した。

「顔の見える」というワードが、とても人間味があってとても素敵だなと思った。

分散型資本主義という考え方はこれからの世界にとても必要なものだと感じた。

簡単ではないけれど、税金を使って、全ての家庭に太陽光発電を取り入れるくらいの動きがあってもいいのではないだろうか。

とてつもないスピードで機械化が進んでいる。
これからは確実に自分たちで生き抜く力が求められる。

今からの生き方にとって強く参考になる作品だった。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
電力自治で循環を
ancient beat club 2022年02月05日
以前は多国籍企業しか発電できなかったのが、今では個人で発電できる時代に。
2012年と少し昔の映画ですが、小さな輪から始め、地域の人に呼びかけて、電力を融通し合う人々の姿に可能性を感じる映画です。

サムソ島では、財政破綻の後に抜本的改革として、電力の自立と地域循環を考え、100%を実現。雇用がなくなった島で、再エネの利益を収入源として、配分。
社会性と企業家精神を併せ持つ社会起業、協同組合が電力自治を可能にし、投資に対する利益も高いそうです。
映画の中で、「将来石油は高騰する。自分とまちを救いたい」という発言がありましたが、今の世界がまさにそうなっていると思います。
また、分散型資本主義を提唱し、成功には社会との密接な関係が重要で、交流と信頼、団結、連帯感が鍵に。知っている人だからという信頼に基づいた運用が行われているそうです。グローバルから顔の見える資本へ。

全ての住宅が発電所になりうるという点で、日本の住宅の1割程度しか太陽光発電が普及していないことを考えると可能性しかないですね。
日本でも市民電力が立ち上がっていますが、コストも下がり続けている状況ですので、売電だけではなく、分散し、自立していく形が広がることでしょう。
多くの学びがありました。

当日は東北大学の明日香先生のトークがありました。
・2012年に比べて太陽光発電は10分の一のコストになっており、映画と比べて、さらに儲かる状況が出ています。
・2022年から2026年まで新たに作られる電気の95%は再エネになると言われています。太陽光発電はその中でもキング。
・日本は国際価格と比べて、今も1.5〜2倍高い。東京都は太陽光発電をつけることを義務付ける、そして、省エネ基準を強化することを議論しています。
・日本では建築物の1割程度しかなく、まだまだ少ない状況で、屋根の上に可能性がまだまだあります。畑のソーラシェアリングも進んでいます。耕作放棄地や荒廃農地なども可能性があります。
・ポイントは銀行にお金を預けても利子はほとんどつきません。再エネへの投資は経済的にもプラスになりますし、地域も豊かになります。

<Q&A>
Q 私たちにできることは?
A 気候ネットワークの行動アクションで、できることが段階づけられ参考になります。
また、ライフスタイルを変えるのは大事ですが、それだけだと実はCO2は大きくは減りません。電力が石炭火力発電のものを使っていたら減らないのです。太陽光や風力にしてと、大手電力会社に伝え、変えていくも大事です。
Q 化学物質過敏や電磁波過敏があり、電磁波、灯油で体調が悪くなることが。どっちも値上がりしていて、値上がりされる中で、そのままなのもつまらないなと。体調にも良いものをと考えていたのですがピッタリのものがなくて。
A 一般的に言われるのは、断熱住宅。断熱材を入れるだけで、冷暖房を入れない環境も作れます。工務店と相談することで、生活しやすい環境も作れますよ。日本は断熱性能が低く、ヨーロッパよりも何十年も遅れています。
地中熱を使う、ヒートポンプという手段も。
Q 大型の風力発電の設置の話があり、生態系への影響などどうなのでしょうか。
A それぞれ一長一短があります。地域の人がどう考えているか、コミュニケーションが大事です。洋上風力をおしているという話もありますが、漁師やサーファーが生態系や波が変わるのではと反対するということもあり、より沖合に作るという検討もあります。
魚が取れなくなるという話もあれば、逆に魚が集まるということもあります。グリーンとグリーンが戦う時があります。どういう時にうかくいくのか?という研究もありますが、地域の人にお金が回るとうまくいきやすいそうです。外からの人がワッときてお金だけぶんどるという形はうまくいきません。

Q 再エネは大きい電力ととって変われるの?維持や耐久性は?
A 意思の問題だと思います。例えば、原発は安全コストが高く、世界では原発はとても高いというのは常識になり、つくろうとしている国は少ないです。日本は太陽光発電が化石燃料よりも高いけれども、海外では再エネの方が圧倒的に安くなっています。
太陽光は実は当初の想定よりも長持ちします。30〜40年もつと言われています。最近では太陽光パネルを作る際に、最初から廃棄の分もお金を払うという仕組みも制度かされています。ただし、どこで作られているのか、どういう材料なのか?例えば、中国ではシリコンがウイグルで作られている話も。それぞれが判断をして、優先順位をつくっていく必要があります。
アメリカでは、政府がすでに太陽光発電が安いと宣言しています。

電力の話だけでなく・・・
始めは太陽光発電の話なのかなと思っていたけれど、小規模な運営でお互いを助け合う組織について知ることができました。

良い事例を紹介していたので、楽しみをもって見れた。しかし、その反面、デメリットもしっかり調べて考えようという意見もでて、自分たちがどのように生きていくかという参考になりました。

市民に力を!!
福岡県柳川市で活動している柳川SDGsブースタークラブが、柳川市市民協働事業の一環として、上映会を開催しました。

再生可能エネルギーの話が中心でしたが、後半ではそれに止まらずに、市民が自発的に地域限定で保険システムを立ち上げる様子も紹介されていました。

自分たちの住みたい街は自分たちでつくる
自分たちの欲しい未来は自分たちでつくる

そんな勇気をもらうことができた映画でした。

終了後に、観た人同士で感想を話し合う交流会を設けましたが、映画の内容はもちろんですが、そこからどんどん話が広がって、とても充実した時間となりました。

またこのような上映会を企画していきたいと思っています。

パワー・トゥ・ザ・ピープルを上映して
約10年前のデンマークを中心に地域が主導して自然エネルギーの事業を立ち上げる人々の姿を描いていますが、その姿は今でもとても新鮮で、感動することができました。これらのコミュニティエネルギーへの取組みは、日本国内でも3.11以降、全国でご当地エネルギーや市民電力として動き始めましたが、その先駆けになるものです。2050年カーボンニュートラル、自然エネルギー100%に向かおうとしている今だからこそ、観たい映画です。